隙を見せる事も重要考。

 ビジネスにおいてミスをしてはならない。常に効率を考えなくてはならない。何より周囲にナメられてはならない！
結果を出したい！
そう考え自分自身をノーミス人間に仕立て上げて行く人がいます。
まあそれも自己暗示になりますし、その意思が力を与えることもあるので否定はしませんが、必ずしもプラス要素だけでは無いと思うわけです。
例えば、
A
隙が無いと言われる人や、完璧だと思う人と接すると相手も身構えます。なるべくヘマや隙を見せたく無い状態になるからです。
そうなると、変な緊張を与えるし本音など引き出せやしない。
ところが隙だらけの人と接した場合は、相手は安心して隙を見せますよね。思わず本音も出てしまう。
B
また、完璧だと思われる人が失態をすれば何倍も批判を受けます。綺麗事ばかり言っている人が汚い事に手を染めればそれは批判はすごいですよね！
ところが、普段からヘラヘラとよく分からない事ばかりしている人が、ある日とても良い事をしたり結果を出したら、物凄く評価される。
どうでしょうか？「真面目なドジっ子をほっとけない、あるいは出来ない子ほど可愛く見える理論」ですよ。笑
Aの応用として
「相手が隙（商談のヒント）を見せればそこに攻撃（提案）できます」
Bの応用として
「長期的な戦略のギャップ効果（イメージアップ）およびリスクヘッジ」
私は真面目にそう思っているので、むしろ不完全な人間らしさを最初にさらけ出し、相手に心を開いてもらう事を心がけております。
本音で語り合えない関係は絶対に上手くいきません。
そもそも完璧を装ったってそれは演じてるだけで疲れるだけだし、まず２４時間気を張ってる事など不可能。
別にドジだと思われて良いんです。
結果的にビジネスとして貢献できる要素が強ければ。
結果を残せる事ができれば頼られる。
要するに「使える」か「使えない」か？それだけが重要です。
ただ一つ最も重大な致命的要素が念頭にあります。
使えないドジは本当にどうしようもないドジという事！！笑
飛べない豚はただの豚なんです！！汗
隙を見せる事は大いに有効ですが、本質的なノウハウとスキルが磨かれてなくてはダメですね。ご注意ください。
最後に隙が無い人と出会った時、緊張しないコツを参考までに書かせて頂きます。
主観で恐縮ですが、私はこの世に完璧な人間はいないと思っております。
案外、聖人君主ぶってる人が裏で犯罪してたり。職場のデスクは綺麗なのに家はとんでもないゴミ屋敷等、、。
むしろこういう形が自然な気がしますしそれこそ人間らしいと言えるのです。
ただ単にそういう部分が見えないだけで勝手な偶像をいだいているだけ。
つまり完璧ぶってる人が現れたら、
「こいつスカしてるけど昨日吉野家で牛丼食って夜中エロサイト見てたね！」（一例）w
こう思うと、人間らしいじゃないか！よしリラックスして接してやろう！と会話が弾むのです。
アレンジとして
「この人さっきから表情怖いけどきっと、昨晩奥さんに罵られて機嫌が悪いんだな？」（一例）w
こう思うと、よし優しく接してやろうと生温かい眼差しを送れるのです。
以上、参考になるかどうか分からない駄文でした。
本日の結論
こんな妄想をする私は歪んでいるんでしょうか？